肉の筋は、加熱によって縮みます。そのため、下処理をせずに焼くと肉がそり返ってしまい、熱が均一に通らなくなります。筋を切っておくことで、肉の縮みを防ぐことができ、食感もよくなります。
1.筋の場所を確認する
筋は、赤身と脂身の境目にあります。
2.切り込みを入れる
包丁を立て、刃先を赤身と脂身の境目に垂直にして切り込みを入れます。2-3cmくらいの間隔で切り込みを入れます。あまり長く入れすぎると肉の旨みが流れてしまうので、1cmくらいを目安にします。
3.厚い肉は裏からも入れる
厚みがあるときは、裏からも同じように入れると良いでしょう。