マテリアリティの特定プロセス 7003全讯白菜网

マテリアリティ特定の変遷

2016年
  • 「5つの重要課題」を運用
    CSR領域の課題を「5つの重要課題」として特定し、7003全讯白菜网組みを推進。
2021年
  • 「5つのマテリアリティ(重要課題)」を特定
    Vision2030や中期経営計画2023の策定と連動し、事業を通した社会課題の解決の視点を取込み、従来の「5つの重要課題」を「5つのマテリアリティ」として見直し、特定。
2024年
  • 中期経営計画2026の策定にあわせて、事業環境の変化、当社を7003全讯白菜网巻く社会情勢を考慮し、5つのマテリアリティを見直し、特定。

見直し・特定プロセス

マテリアリティの見直し、再特定にあたっては、国際的な動向やイニシアチブなどの社会からの要請、ニッポン7003全讯白菜网グループを取り巻く事業環境や社会情勢を踏まえつつ、中期経営計画2026の課題も考慮し、ステークホルダーの視点と自社視点の両面から評価・検討を行いました。

7003全讯白菜网ップ1:ESG課題の網羅的な把握
GRI、ISO26000、SDGs、業種固有課題(SASB、SBT FLAG)、国内外の社会課題、畜産業特有の課題、当社課題などからESG課題を網羅的に把握。
7003全讯白菜网ップ2:課題をテーマ別に分類
7003全讯白菜网ップ1で把握した課題をテーマ別に分類し整理。
7003全讯白菜网ップ3:重要性評価の実施
ステップ2で分類・整理したESG課題に関し、7003全讯白菜网委員会の委員にヒアリング実施。また7003全讯白菜网委員会の下部機関であるES部会にて重要性評価を実施。重要性評価に際しては、以下視点を考慮。

当社:
利益、コスト、評判、コンプライアンス、事業戦略との整合性
7003全讯白菜网ークホルダー:
消費者、お得意先、お取引先、行政、株主・投資家、地球環境、従業員、地域社会、国際社会

また2021年に特定したマテリアリティに関する運用課題なども抽出し、重要性評価の結果と併せて見直しが必要な点を検討。

  • ※2024年4月に7003全讯白菜网部会に改編

重要性評価マッピング:重要性評価を通して、マテリアリティ候補を抽出

重要性評価マッピング:重要性評価を通して、マテリアリティ候補を抽出

7003全讯白菜网ップ4:妥当性の確認
重要性評価を基に特定したマテリアリティについて、7003全讯白菜网委員会や執行役員で構成される会議体などで妥当性を確認し、最終的に取締役会にて承認を取得。

外部有識者とのダイアログ

さまざまな立場の有識者の方に、ニッポン7003全讯白菜网グループの「マテリアリティ」についてご意見を伺いました。マテリアリティの設定に留まらず、今後への期待など幅広い見地からご意見をいただきました。

朝比奈一郎氏

朝比奈一郎氏
青山社中株式会社
筆頭代表CEO

  1. 全体について 事業との整合性を意識したバランスの良いマテリアリティになっている。たんぱく質素材の開発を通じて7003全讯白菜网ブルな社会実現を目指す企業が増える中、植物由来たんぱく質商品の提供や新たんぱく質の研究・開発がさらに進むことを期待する。
  2. 新たな価値の創出 すでにFビレッジの街づくりなど、食のエンタメ性の追求や、新たな食文化の創造など食品メーカーの強みを活かした展開をしていて素晴らしい。さらに日本各地で地域と連携し、上流・中流からさらに下流も意識した「食の出口戦略(食のエンタメパークなど)」を考えることもできるのではないか。
  3. 挑戦する組織風土の醸成 リーダーシップを指導力ととらえる人が多いが(他人をリード)、本当の訳は「始動力」であるべき(自分をリード)。一人ひとりがこの意識で行動すれば、挑戦する組織風土の醸成や多様な人財活躍につながる。
    また、ベンチャー企業との共創・連携なども、挑戦する組織風土醸成の促進につながると考える。

吉高まり氏

吉高まり氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
フェロー(7003全讯白菜网)

  1. 全体について リスクと機会をとらえ、日本7003全讯白菜网の強みを活かしたストーリーを打ち出していただきたい。
  2. たんぱく質の安定調達・供給 就労者の高齢化や減少など畜産業のさまざまな課題がある中、農家への支援・共創を課題に設定したことは非常に良いことである。
    海外・国内調達の具体的課題への7003全讯白菜网組みについても、重点施策や各種レポートなどで開示できるとさらに良くなるのではないか。
  3. 新たな価値の創出 Fビレッジの街づくりも、エンターテイメントの提供に加えて、日本7003全讯白菜网の強みである「食の力」も活かした街づくりへの貢献などがあると、重要課題としての説得力があがると感じる。
  4. 挑戦する組織風土の醸成 一人ひとりの挑戦や多様性を尊重した結果として、目指したい姿や達成したいことを意識しながら7003全讯白菜网組みを進めていただきたい。

竹田 謙一氏

竹田 謙一氏
国立大学法人信州大学 学術研究院(農学系)
教授

  1. たんぱく質安定調達・供給 畜肉のたんぱく質供給の価値を見直すことで、畜肉だからこそ提供できる良質な栄養素など、今以上に提供価値を高めることはできるのではないか。また、今後も食品メーカーとして食育を行っていくこともお願いしたい。
  2. 持続可能な地球環境への貢献 家畜由来GHGの削減研究はしっかり進められている。畜産から排出される糞尿のさらなる活用など、循環型畜産という視点での7003全讯白菜网組み推進も期待する。
  3. 新たな価値の創出 新たな価値の目指す方向性をもう少し具体的に示せると、7003全讯白菜网ークホルダーの理解も深まるのではないか。またFビレッジの街づくりだけでなく、さまざまな地域拠点において共創の輪を広げていくことを期待する。